【ソウル聯合ニュース】世界の自動車市場がゼネラル・モーターズ(GM)とトヨタ自動車の2強時代からGM、トヨタ、フォルクスワーゲン、日産・ルノー連合、現代・起亜自動車グループの5メーカーが競争する構図へと変化している。
 調査会社フォーインによると、GMとトヨタの2007年の世界販売台数はそれぞれ936万9000台(13.1%)と880万6000台(12.3%)だった。フォード・モーターとフォルクスワーゲン、日産・ルノーの市場シェアは8.6~8.7%で、3~5位を争った。
 2008年末の世界金融危機や米国勢の低迷などを経て、業界は再編。5メーカーが激しく競い合うことになった。
 2011年の世界販売台数はGMが902万6000台でトップ。フォルクワーゲンは816万台、日産・ルノーは802万8000台、トヨタは795万台、現代・起亜は659万台となっている。
 現代・起亜の市場シェアは2007年に5.8%にとどまったが、2011年は8.6%に上昇し、5大メーカーに躍進した。
 上位5社のシェアの合計は2007年は51.3%、2011年は51.6%と変わらなかったが、1位と5位のシェアの差は4.5ポイントから3.1ポイントに縮小している。

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