【ソウル聯合ニュース】韓国銀行(中央銀行)が22日に公表した「2011年10~12月期の家計信用」(暫定値)によると、個人向け融資とクレジットカードなどの販売信用を合わせた「家計信用(負債)」残高は、12月末現在で過去最高の912兆9000億ウォン(約65兆円)に達した。個人負債が900億ウォンを突破したのは初めて。
 7~9月期に比べ22兆3000億ウォン増加した。
 個人向け融資は858兆1000万ウォン、販売信用は54兆8000億ウォンだった。
 個人向け融資のうち預金銀行の貸し付けは前四半期より6兆2000億ウォン増加の455兆9000億ウォンで、非預金取扱機関の貸し付けは同7兆9000億ウォン増の186兆8000億ウォンだった。
 地域別では首都圏の個人向け融資が414兆2000億ウォンで、前四半期より5兆4000億ウォン増加。非首都圏では228兆5000億ウォンで同8兆7000億ウォン増加した。
 韓銀関係者は、非首都圏で住宅関連の貸し付けが増加しため、首都圏に比べ非首都圏での貸し付けが増えたと説明した。

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