【ソウル聯合ニュース】世界テレビ市場でサムスン電子とLG電子を合わせた薄型テレビの市場シェアが初めて日本勢を上回った。日本はソニーやパナソニックなど10社以上あるが、韓国はサムスンとLGの2社のみが世界市場に進出している。
 米調査会社ディスプレイサーチによると、2011年10~12月期の韓国メーカーの薄型テレビ販売台数は世界販売の34%を占め、日本の31%を上回った。四半期ベースで韓国の市場シェアが日本の超えたのは初めて。
 韓国と日本に続き、中国(20%)が3位となった。次いで、欧州(4%)、米国(3%)、台湾(1%)などの順だった。
 年間ベースでは日本が35%を記録し、首位を守った。韓国は33%と日本を追い上げている。
 今年は日本勢のテレビ事業が低迷すると予想されるほか、3D(立体)やスマートテレビは韓国勢の競争力が高く、年間ベースでも韓国が日本を上回ると見込まれる。
 売上高ベースでは韓国が2011年1~3月期に首位に浮上。同年10~12月期には40%を占め、日本(30%)を大きく上回った。年間ベースでも韓国は38%となり、日本(34%)を初めて超えた。
 韓国は発光ダイオード(LED)バックライトを採用したテレビや3Dテレビなど、高級商品の販売が好調で、今年の両国の差はさらに広がるとみられる。2011年の3Dテレビの市場シェアは韓国が45%、日本が25%となっている。

Copyright 2012(C)YONHAPNEWS. All rights reserved. 0