【シカゴ聯合ニュース】米法律事務所大手が韓国の法律サービス市場に初めて進出する。間もなく発効する韓米自由貿易協定(FTA)に伴い、米法律事務所の韓国進出が可能になったため。初進出する事務所は、主に韓国企業の海外進出をアシストする予定だ。
 韓国に初進出するのは、米シカゴに拠点を置く多国籍法律事務所「マクダーモット・ウィル・アンド・エメリー」で、15日(日本時間16日)にソウル事務所を開設すると発表した。
 同事務所はこれまで30年間、韓米を含む多国籍企業の商取引を代行してきた。また訴訟や合併・買収(M&A)、知的財産権問題、独占禁止法関連などにも強く、ソウル事務所でもこれらを中心に業務を行う。
 ソウル事務所の代表には、これまで「マクダーモット・ウィル・アンド・エメリー」のニューヨーク事務所にある韓国法務グループを率いてきたイ・イニョン弁護士が就任する。
 イ弁護士は「ソウル事務所は韓国企業の海外進出業務に重点を置く。韓国の法律については、国内の法律事務所との協議を通じ処理することになる」と話す。

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