【ソウル聯合ニュース】昨年の東日本大震災と津波で大きな被害を受けた日本が、韓国南部の麗水で開催される「2012麗水世界博覧会」(5月12日開幕)に出展する日本館についてPRした。
 荒木由季子・麗水万博日本政府代表は10日、ソウルで開かれた記者懇談会で、日本館のテーマや運営方向を紹介し、海と共生する日本の姿を見せたいと抱負を語った。
 荒木代表は「四方を海に囲まれた日本は海と共に生きるしかない運命だ」とした上で、海の恵みと災害を受け入れ共生してきた日本人の知恵と技術を博覧会で紹介する計画だと述べた。
 また、麗水万博が、災害を克服し活気を取り戻した日本人の姿を世界に発信する良い機会になると強調した。
 日本館の位置は国際館の太平洋ゾーン1階。参加国の中では最大規模となる1000平方メートルの敷地を誇る。約20億円が投入されるという。来韓乗客の待ち時間を減らすため完全整理券方式が採用される。

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