【ソウル聯合ニュース】韓国食品医薬品安全庁が10日に発表した「2001~2011年輸入食品現況」によると、昨年の食品輸入額は132億ドル(約1兆245億円)となり、2001年の輸入額(42億8000万ドル)に比べ3倍以上増加した。年平均増加率は約20%。
 とりわけ、白菜キムチは同期間、21万ドルから1億1600万ドルと546倍伸びた。冷凍唐辛子は36倍、玄米は10倍となった。
 食生活の変化に伴い、輸入食品に加工食品が占める割合は27.1%から36.6%に上昇した。
 主な輸入先は米国と中国、オーストラリアなどだった。中国からの輸入は5億1000万ドルから26億8000万ドルに拡大した。
 日本からの輸入額は4億6100万ドルで、前年比10.3%減となった。福島第一原子力発電所事故を受け、日本食品が消費者から敬遠されたのに加え、放射線検査の強化などによる輸入先の多角化が影響したとみられる。

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