【ワシントン聯合ニュース】米国政府は9日(日本時間10日)、米朝高官協議の再開について、北朝鮮の金正日(キム・ジョンイル)総書記死去により同協議が暫定的に中断されてからは状況変化がないと説明した。
 米国務省のヌーランド報道官は同日の定例会見で、米国は北朝鮮に協議再開の条件を示し、北朝鮮の反応を待っていたとした上で、「ここ1か月半の間に受けた報告では、何の変化もなかった」と述べた。
 ヌーランド報道官は、「北朝鮮側の反応がなければならないという意味か」との質問に対し「そうだ」と答えた。北朝鮮側の出方を待つという米国のこれまでの立場をあらためて示したとみられる。

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