【ソウル聯合ニュース】2000年の南北共同宣言の履行を求める民間団体、6・15共同宣言実践韓国側委員会は9日に声明書を発表し、同委員会関係者3人が北朝鮮側委員会と接触するため、同日午前、中国・瀋陽に向け出発したことを明らかにした。11日午前に帰国する予定という。
 韓国統一部当局者は7日、北朝鮮側委員会との接触を認めない方針を示していた。
 声明書は「接触に対する韓国政府の懸念を十分理解する。民間交流の再開と南北関係発展の良いきっかけになるよう最善を尽くす」としている。
 3人が北朝鮮側と接触した場合、南北交流協力に関する法律に違反した罪で100万ウォン(約7万円)以下の罰金が科される。
 韓国関係者が統一部の承認を得ず、北朝鮮関係者と接触したケースは2010年に1件、2011年に1件あった。2件とも100万ウォンの罰金が科された。 

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