【ソウル聯合ニュース】韓国国土海洋部は8日、昨年の航空機と鳥の衝突件数が前年比23%減少した92件になったと明らかにした。過去5年間の衝突件数は年平均94件となっている。
 航空機の運航が増え、増加傾向にあった衝突件数は2009年の132件をピークに減少に転じた。
 空港区域内での衝突件数は303件。空港別では金浦空港が74件で最も多く、済州空港が70件、仁川空港が44件、金海空港が36件などと続いた。
 衝突事故の発生時期は8~11月(61%)に集中している。時間帯は午前6時から午後9時まで、均等に発生した。
 鳥との衝突による航空機の回航・欠航はここ3年間で14件あった。このうち11件は渡り鳥との衝突だった。
 国土海洋部は鳥との衝突を防ぐため、空港周辺の鳥類生息殖地の管理強化や渡り鳥の常時監視施設、鳥類レーダーの設置などを検討している。

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