ヌアイミ石油鉱物資源相(左)と会談する李大統領=7日、リヤド(聯合ニュース)
ヌアイミ石油鉱物資源相(左)と会談する李大統領=7日、リヤド(聯合ニュース)
【リヤド聯合ニュース】中東産油国のサウジアラビアは7日、同国を訪問した李明博(イ・ミョンバク)大統領が米国の対イラン制裁措置と関連して非常時の原油供給を要請したことに対し、全面的に受け入れる方針を示した。
 青瓦台(大統領府)の崔今洛(チェ・グムラク)広報首席秘書官によると、李大統領はこの日、首都リヤドでサウジアラビアのヌアイミ石油鉱物資源相と会談し、イラン制裁の動きと関連した有事の際の協力を求めた。
 これに対し、ヌアイミ氏は「韓国政府や企業が追加で石油を要請すれば、すべて受け入れる」とし、韓国への安定的な供給支援を約束した。
 韓国では産業界を中心にイラン産原油禁輸に対する危機感が強まっており、李大統領は今回の中東産油国歴訪で代替供給源の確保を図っている。

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