【ソウル聯合ニュース】LG電子は1日、2011年10~12月期決算発表の席で今年の目標を明らかにした。3D(立体)テレビで世界シェアトップを目指すほか、携帯電話では高速無線通信「LTE」対応機で市場をリードするつもりだ。
 今年は3Dテレビのシェアを25%以上に引き上げ、業界2位から世界一になる目標を掲げた。3Dテレビについては、「収益性は一般テレビを約30%上回る。ライバル社と差別化した製品で売り上げ増加と利益アップを図る」とした。
 液晶テレビ全体については、昨年より20%増の3000万台の売り上げを目指す。有機発光ダイオード(OLED)テレビの量産については、年内に55型の量産を開始することを目標に掲げた。
 2011年10~12月期に7四半期ぶりの黒字転換を果たした携帯電話事業については、スマートフォン(多機能携帯電話)生産台数を昨年の2000万台から3000~3500万台に引き上げる目標を示した。このうちLTE対応の携帯電話は昨年の200万台から800万台に拡大する計画だ。同社はスマートフォンの出遅れで業績が悪化したが、LTEで巻き返しを図る。

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