【東京聯合ニュース】在日同胞のスポーツ選手の集まりである在日本大韓体育会が創立60周年を迎えるにあたり、10日に東京の帝国ホテルで記念式を開催する。
 在日体育会は大韓体育会の日本支部も兼ねており、記念式には朴容ソン(パク・ヨンソン)会長をはじめとする大韓体育会関係者や申ガク秀(シン・ガクス)駐日韓国大使らが出席し、韓国スポーツ界の発展に貢献した人物を褒賞する予定だ。元プロ野球選手で野球解説者の張本勲(本名・張勲)氏や、Jリーグでも活躍した洪明甫(ホン・ミョンボ)サッカー男子U-22(22歳以下)韓国代表監督らも出席する。
 在日体育会は1952年7月、韓国選手団のヘルシンキ五輪参加費の募金を機に発足し、翌年5月5日に韓国政府から設立を正式に認められた。88年のソウル五輪開催時も送金している。また、64年の東京五輪で韓国の柔道初メダルをもたらした金義泰(キム・ウィテ)をはじめ、多数の五輪メダリストも輩出した。
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