【ソウル聯合ニュース】韓国銀行(中央銀行)が30日に発表した「12月および年間国際収支動向(速報値)」によると、昨年の経常収支は276億5000万ドル(約2兆1200億円)の黒字を記録した。
 経常収支は1998年以来、14年連続で黒字基調を維持している。黒字規模は2008年に金融危機の影響で32億ドルと大幅に減少したが、2009年には輸出好調で過去最大となる327億9000万ドルを記録。2010年にも293億9000万ドルと好調を続けた。
 商品収支(貿易収支に相当)は機械類、鉄鋼製品、乗用車などの輸出好調で321億ドルの黒字となった。年間輸出規模は5537億4000万ドル、輸入は5216億4000万ドルで過去最高を記録した。
 サービス収支は旅行収支の赤字などで43億8000万ドルの赤字を記録した。ただ、赤字幅は前年に比べ半分程度に減少した。
 一方、12月の経常収支は輸出好調などの影響で39億6000万ドルとなり、22か月連続の黒字を記録した。

Copyright 2012(C)YONHAPNEWS. All rights reserved. 0