【ソウル聯合ニュース】米国市場で韓国製テレビのシェアが拡大し、日本製品との差を広げている。
 米市場調査会社のNPDが29日までにまとめた資料によると、昨年の米国3D(立体)液晶パネル(LCD)テレビ市場でのサムスン電子とLG電子を合わせた韓国企業のシェアが、1~3月期の56%から10~12月期には73%と17ポイント拡大した。
 一方、日本のソニー、パナソニック、東芝、シャープの4社を合わせたシェアは1~3月期の43%から10~12月期には25%に減少した。
 韓国と日本企業のシェアの差は、1~3月期の13ポイントから10~12月期には48ポイントに拡大した。
 3Dプラズマディスプレー(PDP)テレビを含む3Dテレビ全体の韓国製品のシェアは10~12月期が66%で、1~3月期より10ポイント上昇した。日本製とのシェアの差は1~3月期の14ポイントから10~12月期には34ポイントに拡大した。
 3Dテレビを含む薄型テレビ全体でも、韓国ブランドのシェアは34%で最も高かった。日本の4社を合計したシェアは1~3月期の27%から10~12月期は24%に減少した。
 LCDテレビのうち発光ダイオード(LED)をバックライトとして使用するLEDテレビは韓国製が年間ベースで43%のシェアを占めた。
 両国企業のシェアの差が拡大しているのは、サムスン電子が堅調な売り上げを維持しているほか、3DLCDテレビなどLG電子の売り上げが大きく拡大しているためとみられる。

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