【ソウル聯合ニュース】世界景気に対する不透明感が広がる中、韓国製造業の景況感も冷え込んでいる。今月の製造業の体感景気は2年7か月来の低水準となった。
 韓国銀行(中央銀行)が27日に発表した企業景気実査指数によると、1月の製造業の景況判断指数(BSI)は前月比2ポイント下落の78となり、2009年6月(77)以来の低水準となった。
 BSIは100を上回ると、景気を良いとみる企業が悪いとみる企業より多いことを意味し、100未満ならばその逆となる。
 大企業は5ポイント下落の84、中小企業は1ポイント下落の75、輸出企業は3ポイント下落の75、内需企業は1ポイント下落の80だった。
 また来月の製造業の景況判断指数(BSI)見通しは前月より2ポイント下落の81で、9か月連続で基準値を下回ることになった。
 一方、非製造業の1月のBSIは78で前月より5ポイント下落。来月の見通しは1月と変わらずの79だった。

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