【ソウル聯合ニュース】米政府系放送局のラジオ自由アジア(RFA)は23日、米商務省の産業安全保障局(BIS)が2010年10月から2011年9月まで承認した対北朝鮮輸出は23件で、金額では3830万ドル(約29億円)となり、前年比10倍以上増えたと報じた。
 輸出品の99.8%は人道支援物資の食糧と医薬品だった。残りの0.2%は携帯用発電機や情報セキュイティー装置、一般用電気装置などで、BISの輸出審査を経て、北朝鮮へ輸出された。
 BISの報道官は「北朝鮮など22カ国の輸出統制国に物資を輸出するためには、BISの審査を受けなければならない」と述べた。人道支援物資を除くすべての輸出品が審査の対象という。
 報告書によると、14件の対北朝鮮輸出は承認されなかった。大部分は韓国への輸出品を業者が北朝鮮に間違えたケースだった。

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