【泗川聯合ニュース】韓国航空宇宙産業(KAI、慶尚南道泗川市)は20日、欧州の航空機大手エアバスA320の翼下部構造物供給の優先交渉対象に選ばれたと発表した。
 KAIはエアバスの入札に参加していた。優先交渉対象に選ばれたKAIは、3月末までに契約締結のための細部協議を終えるとしている。
 KAIは2025年までに年間約500機分の同構造物を供給する。供給金額は昨年の売上高ベースで約8%に相当するという。
 約150人乗りの旅客機A320は、世界200以上の航空会社が使用している。KAIの金弘経(キム・ホンギョン)社長は「KAIはもちろん、韓国航空産業の地位を高める契機になる」と話した。

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