【ソウル聯合ニュース】旧正月(今年は1月23日)を迎え、20日午前から故郷に帰る人々の帰省ラッシュが始まった。旧正月に移動する人の数は前年比2.1%増の3154万人に達すると予想される。
 ソウル駅やバスターミナル、空港などでは一足先に帰省する人々で混雑が始まっている。コレール(韓国鉄道公社)によると、この日午前10時以降は最終列車まで満席の状態となっている。
 妻子とともに故郷に帰る30代の会社員は「もともとは明日から休みだが、故郷が釜山であるため、会社が特別に配慮してくれた」と笑顔を見せた。
 ソウルの江南高速バスターミナルでは通常路線の全席が満席で、現場では臨時バスの切符を販売している。
 高速道路の交通状況は午後から渋滞が始まるとみられる。韓国道路公社はこの日38万4000台の車両が首都圏を出ると予想している。高速道路全体の通行量は364万台に達すると見込まれる。
 国内線が運営されている金浦空港も帰省客で混み始めている。韓国空港公社はこの日、金浦空港から出発する国内線の利用客が2万6879人に達すると集計した。
 仁川国際空港も旧正月連休を利用して海外旅行に出掛ける乗客でにぎわいを見せている。連休期間中の出国者数は27万2796人に達すると予測される。これは前年比8.7%増えたもので、過去最高となる。

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