【ソウル聯合ニュース】トヨタ自動車の豊田章男社長は18日、ソウルで行われた2012年型「カムリ」の発表会に出席し、「新型カムリの競合車はカムリの旧型モデルだ」と述べ、韓国市場での販売に自信を示した。
 豊田社長は、世界市場での現代自動車、起亜自動車の躍進とこれに対応するための戦略に関する質問に対し、「世界の顧客と市場のために良い車を生産するライバル企業が多ければ多いほどいい」と答えた。
 今年最初の出張先として韓国を選択し、発表会に出席した理由については「2009年に韓国でカムリを発売するときに懸け橋の役割を果たした。当時の気持ちを胸に出席した」と述べた。
 また、東日本大震災により生産に被害が出たが、世界のトヨタ社員の努力のおかげで期待を上回る速さで回復させることができたと話した。

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