【ソウル聯合ニュース】韓国の洪錫禹(ホン・ソクウ)知識経済部長官は18日、大韓商工会議所が主催した朝食懇談会に出席し、イラン制裁問題に関連して「イラン向け輸出が完全に禁止されないよう米国と緊密に協調する」と話した。
 洪長官は、イランに輸出している韓国企業2300社、特にイランへの輸出額が全体の50%を超える企業400社が打撃を受ける恐れがあると述べた。
 また、原油価格上昇も経済への痛手になると指摘。イランは韓国の5大原油輸入先であるとして、「イラン産を他国産へ切り替える問題についても米政府と協議する」と強調した。
 アラブ首長国連邦(UAE)アブダビ首長国のムハンマド皇太子が17日に「必要があれば韓国に原油を優先的に供給する」と表明したことについては、「UAE油田について間もなく良い結果が出るだろう」と期待を示した。
 米国務省のアインホーン調整官(北朝鮮とイラン制裁を担当)は金在信(キム・ジェシン)外交通商部次官補との会談で、「すべてのパートナー国にイラン産原油の購入を減らすよう勧告している」と発言していた。

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