【ソウル聯合ニュース】韓日米の高官協議に出席するため米ワシントンを訪問中の林聖男(イム・ソンナム)外交通商部朝鮮半島平和交渉本部長は17日(日本時間18日)、同協議終了後に記者団に対し、「3カ国は、(6カ国)協議再開への道が開かれているとの意見で一致した」と伝えた。
 協議には、林本部長、米国のキャンベル国務次官補(東アジア・太平洋担当)とデービース北朝鮮担当特別代表、日本外務省の杉山晋輔アジア大洋州局長が出席した。
 林本部長によると、3カ国は地域の諸問題に対応するため、中国とロシアとも緊密に協力することにした。
 協議では金正日(キム・ジョンイル)総書記死去後の北朝鮮の内部動向や米朝高官協議、6カ国協議の再開などについて意見が交わされた。米国は北朝鮮への食料支援について、軍用に転用可能なコメなどは支援しない方針を示したという。
 林本部長は18日には米国と当局者協議を開き、北朝鮮政策などについて議論する。米国は同日、日本とも2国間協議を行う予定だ。

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