【ソウル聯合ニュース】韓国のクルーズ専門海運会社ハーモニークルーズは17日、韓国初のクルーズ船「クラブハーモニー号」(2万6000トン)が来月16日の韓国―日本航路を皮切りに運航をスタートすると明らかにした。
 クラブハーモニー号は全長176メートル、幅26メートルで383の客室を備え、乗客1000人を収容できる。屋外プールやジャグジー、劇場、レストラン、フィットネスクラブ、スパ、キッズクラブなどを備える。
 クルーズは釜山を出発し九州と大阪に寄航する日程で、3泊4日と4泊5日の2コースがある。年間平均料金は1泊25万ウォン(約1万7000円)。
 3月には日本から出発するクルーズをスタートし、下半期(7~12月)には中国、ロシア航路の新設も検討している。
 同船は1968年にフィンランドでコンテナ船として建造され22年間運航した後、1990年にイタリアでクルーズ船に改造された。
 同社のハン・ヒスン会長は、「韓国やアジアの顧客の味覚に合わせた料理やK-POP公演を準備し、韓流ブームを起こしていく」と話した。

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