【ソウル聯合ニュース】韓国初の人工衛星搭載ロケット「羅老(ナロ)」(KSLV-1)の3回目の打ち上げに向け、宇宙技術分野の専門家11人からなる総合点検団が構成された。教育科学技術部が17日に明らかにした。
 羅老号は2009年8月に初めて打ち上げられたが衛星を目標軌道に乗せることができなかった。2010年6月の再打ち上げも、ロケットが飛行中に爆発し、失敗に終わった。
 点検団は18日から、来年10月ごろと予想されている3回目の打ち上げまでの推進過程を客観的に点検する。点検過程で不十分な点が見つかった場合は、韓国航空宇宙研究院と韓国科学技術院(KAIST)人工衛星センターに改善を建議できる。
 教育科学技術部関係者は「打ち上げの準備の過程で段階別に点検が必要だとの判断に基づき点検団を構成した」と説明した。

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