【ソウル聯合ニュース】韓国で昨年に販売された輸入車3台のうち1台はディーゼル車であることが分かった。
 韓国輸入自動車協会(KAIDA)が17日に公表した資料によると、昨年に新規登録された輸入車のうち、ディーゼル車の割合は35.2%で、前年より10ポイント近く上昇した。登録台数は前年比60.5%増の3万6931台となった。
 昨年の輸入車市場が前年比16.0%成長したにもかからず、ガソリン車が同2.0%減の6万4181台を記録したのとは対照的だ。
 ディーゼル車はスポーツ多目的車(SUV)モデルだけではなく、セダンも注目されている。ディーゼル車のメリットと言える低燃費は高価の輸入セダンとは距離があるとされてきたが、原油高で燃費を重視する傾向が強まり、認識が変わったと業界はみている。
 実際にディーゼルモデルのBMW「502d」は前年比4倍増の6211台が売れ、輸入車ベストセラー2位にランクインした。
 業界関係者は「原油高で輸入車も低燃費が最大のトレンド。また、ディーゼル車はトルクが高く、ダイナミックな走行が可能で、デメリットの騒音も次第に改善されている」と説明した。

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