金首相は北朝鮮の金正日(キム・ジョンイル)総書記死去後、不確実性が高まっている朝鮮半島への関心と支援に謝意を表明した。また、朝鮮半島の平和と安定に向け努力し、原則を堅持しつつ柔軟性を生かし、対話による問題解決を目指すとの基本方針を説明。人道的・非政治的交流と支援を行う考えを示した。
これに対し、潘総長は「基本原則に共感する」と述べた。その上で、金総書記の死去直後、朝鮮半島情勢の安定のため、北朝鮮を刺激しなかった韓国政府の配慮を評価した。
潘総長は北朝鮮の乳幼児らが置かれている厳しい状況を説明し、韓国の支援を要請。金首相は「政府の努力を強化する」と応じた。
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