【ソウル聯合ニュース】李明博(イ・ミョンバク)大統領は16日、定例のラジオ・インターネット演説で、「電気料金をはじめ公共料金が原価以下のため公営企業の赤字が累積しているが、庶民の生活に直結することを考慮し、料金値上げを最小限にとどめる」との方針を示した。
 また、今年は物価安定に向け全力を注ぐ考えも明らかにした。経済成長も重要だが今年は何があっても物価上昇率を3%台前半に抑え、その効果を庶民が肌で感じ取ることができるようにすると述べた。
 このほか、李大統領は先の中国訪問の成果についても説明した。胡錦濤国家主席、温家宝首相との会談では最近の朝鮮半島情勢や東アジア情勢について非常に有益な意見交換を行い、朝鮮半島の平和と安定に向けた共通の目標を確認し、共に努力していくことで一致したと述べた。
 演説はKBS第1ラジオ、交通放送、動画共有サイト「ユーチューブ(YouTube)」で放送された。

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