オマーンを訪問中の金滉植(キム・ファンシク)首相は14日、カブース・ビン・サイド国王(スルタン)を表敬訪問し、ファハド・ビン・マハムード・サイド副首相とも会談した。韓国首相がオマーンを訪問したのは7年ぶりとなる。
カブース国王は「ホルムズ海峡封鎖は誰にも役に立たない。そのようなことが起きないことを望む」と述べた上で、万一、韓国の原油輸入が厳しい状況に陥った場合は最大限助けると約束した。
ファハド副首相との会談では、金首相が韓国で原油供給に困難が生じた場合の支援を要請。これに対しファハド副首相は「韓国との協力強化の必要性について共感し、同意する」とし、エネルギー需給だけでなく、さまざまな分野でも積極的に協力することを提案した。
また、金首相は、韓国海軍が昨年遂行したソマリア人海賊からの人質救出作戦でのオマーンの協力に感謝の意を表した。
両国はソマリア人海賊への対処でも協力を続けることで一致したほか、政府間協力委員会と民間経済協力委員会の活性化、再生可能エネルギー分野での協力強化も進めることにした。
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