保守色の強いハンナラ党は「保守」という言葉に拒否感を持つ有権者が多いと判断。4月の総選挙に向け、幅広い有権者に支持を訴えるため、綱領の見直しを進めていた。
削減方針を撤回したのは党内で反発の声が強く、党分裂を回避するためとみられる。総選挙を控え、党の支持基盤である保守層の離脱を防ぐ狙いもあるようだ。
2006年に改正された現綱領は前文で、「(ハンナラ党は)過去60年間、韓国の発展を主導してきた発展的保守と合理的改革の歴史的正当性を継承する」としている。
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