尹社長はシェア世界一を誇るテレビの販売について、ライバルメーカーとの差を一層広げる戦略の下、売上高を昨年より15%増やす目標を掲げた。サムスンは昨年、世界で4万300万台のフラットテレビを販売した。今年は5000万台近くを目標にしている。
尹社長はテレビ販売の新戦略について、32インチ未満、32~50インチ、50インチを超えるテレビと、サイズ別に販売を強化することはもちろん、スマートテレビや3D(立体)テレビでも他社との差を広げると明言した。
前日、LG電子の権喜遠(クォン・ヒウォン)社長が、今年、3Dテレビで世界トップになると述べたことについては、「われわれの競争相手ではない。比較にならない」と語った。
尹社長はスマートテレビの成功を左右するコンテンツ確保と関連し、複数の企業と活発な交渉を行っているとした上で、「差別化されたコンテンツをいかに簡単に操作できるかが(成功の)鍵」だと述べた。
米グーグルの基本ソフト(OS)を搭載した「グーグルテレビ」の販売計画については、時期に言及しなかったが、「投入する」と述べた。米アップルのネットテレビ「アップルテレビ」の販売については「今年末か来年初めになるだろう」と明かした。
ゲームや映画をクラウドに入れて利用する新サービスについては、米NBCユニバーサルグループと協力して高レベルの3Dプログラムを用意したと明かし、4月の放送開始を予定しているとした。
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