疑惑を受け開かれた民主統合党の緊急最高委員会=9日、ソウル(聯合ニュース)
疑惑を受け開かれた民主統合党の緊急最高委員会=9日、ソウル(聯合ニュース)
【ソウル聯合ニュース】韓国与党ハンナラ党の代表選をめぐる現金授受疑惑で波紋が広がる中、最大野党・民主統合党でも同様の疑惑が浮上した。
 民主統合党は9日、全党大会の予備選で現金の入った封筒が配られたという疑惑が提起されたことを受け、独自の調査に着手した。
 ハンナラ党に続き、民主統合党でも現金授受疑惑が浮上しただけに、政界全体に対する不信が渦巻きそうだ。
 一部メディアが慶尚道地域の民主統合党委員長らの発言を引用して報じた内容によると、昨年12月26日に行われた民主統合党の予備選を前にある候補側が一部の地域委員長に30~50万ウォン(約2万~3万3000円)を渡した。
 民主統合党側は慶尚道地域の地域委員長らを対象に事実確認を行い、金を渡した候補者を直接調査する方針だ。

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