人口学会が統計庁に依頼して作成した同報告書によると、男性の初婚平均年齢は1990年の27.9歳から昨年は31.8歳に。女性は24.8歳から28.9歳になった。
アジア通貨危機が起こった97年を境に晩婚化に拍車が掛かった。90年から97年までの男性の初婚年齢の増加幅は0.7歳だったが、97年~04年は同2.0歳だった。女性の初婚年齢は90年~97年までに0.9歳増加したが、97年以降は1.8歳増となった。
初婚年齢の高齢化に伴い、年齢別の未婚率も変化している。95年に、25~29歳までの未婚女性は全体の28.5%にすぎなかったが、昨年は67.8%に上昇した。30~35歳までの女性の未婚率も同期間に6.2%から28.5%に上昇した。
30~34歳の未婚男性の比率は、95年の18.6%から49.8%に上昇。35~39歳の男性未婚率を見ると、95年は6.1%にすぎなかったが、昨年はおよそ4人に1人が未婚だ。
40~44歳の男性の未婚率も昨年は14.8%になり、95年の2.6%から大きく増えた。
45~49歳の男性未婚者は同期間、1.2%から8.2%に増加した。45~49歳の女性未婚者は同期間、1.1%から3.3%に増えた。
離婚の平均年齢も女性が00年の36.5歳から昨年は41.4歳に、男性は40.1歳から45.0歳に高まった。
報告書は「ここに来て、未婚は女性より男性にとって大きな問題になっている。自らがシングルを望んでいるのか、やむを得ず未婚なのかを研究する必要がある」と提言した。
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