「iPhone4S」を購入するために並ぶ韓国消費者ら(資料写真)=(聯合ニュース)
「iPhone4S」を購入するために並ぶ韓国消費者ら(資料写真)=(聯合ニュース)
【ソウル聯合ニュース】サムスン電子はアップルを対象に韓国国内で進めている特許権侵害訴訟で「iPhone(アイフォーン)4S」を追加で提訴しないと明らかにした。業界関係者らが6日に伝えた。
 サムスン側は4日にソウル中央地裁で開かれた特許権侵害をめぐる訴訟の審理で、「(今回の訴訟で)iPhone4Sを追加で提訴しない」と明らかにした。
 これに伴い、サムスン電子が今回の裁判で最終的に勝訴しても、アップルは韓国で「iPhone4S」の販売を続けることができる。
 今回の訴訟は「iPhone4S」が発売される前の昨年4月に提起されたもので、現在の訴状には同製品を対象にしていない。ただ、サムスン側は現在の訴訟が遅れないようにするために「iPhone4S」を対象から外しただけで、今後追加で提訴する可能性も十分にあるとみられる。

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