会見するキャンベル次官補=5日、ソウル(聯合ニュース)
会見するキャンベル次官補=5日、ソウル(聯合ニュース)
【ソウル聯合ニュース】来韓したキャンベル米国務次官補は5日、「南北関係の改善は北朝鮮が国際社会との関係を進展させるための必須要件だ」との考えを示した。金星煥(キム・ソンファン)外交通商部長官との会談後の会見で述べた。北朝鮮が韓国との関係改善に乗り出し、国際社会との約束を順守すべきだと促した。
 キャンベル氏は「韓米両国は堅固な同盟に基づき朝鮮半島の平和と安定を維持し、非核化と北東アジア地域の安保を確保し、北朝鮮住民の福祉のために努力する」と強調した。
 また、「クリントン米国務長官に代わり、金長官をワシントンに招請する」と述べ、近く韓米外相会談が開かれることを示唆した。
 米朝高官会議開催の見通しに関する質問には「特に答える内容がない」と述べるにとどめた。
 キャンベル氏は同日、外交通商部の金在信(キム・ジェシン)次官補、林聖男(イム・ソンナム)朝鮮半島平和交渉本部長とも会い、今後の対北朝鮮政策について意見を交換した。会見終了後は統一部の柳佑益(リュ・ウイク)長官と会談した。
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