【ソウル聯合ニュース】昨年の韓国市場で、外国人投資家は株式を大量に売却する一方、債券を買い続けていることが、5日に金融監督院が公表した資料で分かった。
 資料によると、外国人投資家は昨年、証券市場で9兆5731億ウォン(約6383億円)を売り越し、債券市場では7兆1059億ウォンの純投資を行った。
 これによって、昨年末時点の外国人の株式保有額は、時価総額で全体の30.4%に当たる351兆ウォンとなった。債券保有額は全体の6.9%にあたる83兆ウォン。
 昨年は欧州の財政危機や米国の経済悪化に対する懸念で株価が下落。外国人投資家も韓国の株式を売却した。
 株式を保有する外国人投資家のうち、昨年末時点で最も多いのは米国人の40.1%(144兆ウォン)で、英国(38兆ウォン)、ルクセンブルク(24兆ウォン)、シンガポール(18兆ウォン)などが続く。

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