イスラエル国防省幹部が訪韓　訓練機の契約協議

【エルサレム聯合ニュース】イスラエル国防省のウディ・シャニ局長が5日、韓国の超音速高等訓練機T50を導入する契約の最終協議のため、韓国を訪問する。イスラエルの日刊紙ハアレツ（電子版）が4日に報じた。
　イスラエルは25～30機の新訓練機として、T50とイタリアのM346から一つを選択し、受注内訳を最終発表する計画。契約規模は10億ドル（約766億円）と伝えられている。
　昨年12月に韓国航空宇宙産業（KAI）の金弘経（キム・ホンギョン）社長や国防部関係者がイスラエルを訪問し、同国国防省高官と高等訓練機契約に関して意見を交換した。
　最近、同省がイタリアと仮契約を結んだと韓国が抗議したことについて、同省は事実ではなく、まだ決定していることはないと釈明していた。