【ソウル聯合ニュース】金正日(キム・ジョンイル)総書記死去に伴う弔問のための訪朝を制限した韓国政府を非難した北朝鮮が、日本政府に対しても「道徳的未熟児」という表現を用いて猛批判した。
 朝鮮中央通信は3日付の論評で、「隣国の大国葬を一緒に悲しまないにしても、韓民族の弔問を遮る日本当局の責任は卑劣な行為」と主張。日本に対し、「道徳的未熟児」と批判した。
 日本政府が弔問期間に「拉致と核問題」を言及したことに対しても、「これ以上存在しない拉致問題を長期間にわたり取り上げ、朝日関係を極度に悪化させた」と重ねて非難した。
 日本は金総書記の死去を受け、藤村修官房長官が哀悼の意を表したが、在日本朝鮮人総連合会(朝鮮総連)幹部の訪朝は認めなかった。 

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