【ソウル聯合ニュース】ソウルと京畿道など首都圏で名誉退職(早期退職)を申請した教師が大幅に増えたことが3日までに分かった。
 ソウル市教育庁によると、今年2月末での早期退職希望者は前年同期比25.6%増の920人だった。このうち、691人が公立学校の教師で、前年に比べ大幅に増えた。
 京畿道でも前年同月比44.7%増の563人が早期退職を希望。とりわけ、中等教員の届けは90.9%増えた。
 このように早期退職希望者が大幅に増えたのはさまざまな要因があるだろうが、教育現場の環境が変わったことも影響したとみられる。教育庁のある関係者は、「学校現場で児童・生徒への生活指導が難しくなった上、教師を尊重する雰囲気もなくなり、大変さを訴える教師が増えている」と説明する。

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