【ソウル聯合ニュース】李明博(イ・ミョンバク)大統領は1日、金滉植(キム・ファンシク)首相や閣僚らと国立墓地である国立ソウル顕忠院を訪問した。顕忠塔に顕花、焼香し、国家を守護した戦死者らに黙とうをささげた。
 李大統領は続いて先月死去したフランス在住の歴史学者、朴炳善(パク・ビョンソン)博士が安置されている院内の奉安堂を参拝した。朴博士は、フランス艦隊が江華島を侵略した丙寅洋擾(1866年)の際に持ち出された外奎章閣図書の韓国返還に貢献した。
 李大統領は国立墓地参拝後に青瓦台(大統領府)で開かれた新年祝賀会の席上、「今年も雇用創出と物価安定が大きな目標だが、基本は国家を堅固に守ることだ」とあいさつ。国民が安心して働き、企業や外国人が投資するためには安保が堅固でなければならないとして、「迫り来る経済の不確実性を乗り越え、大韓民国を希望で満たす覚悟を固めよう」と呼びかけた。

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