死去した金槿泰氏の写真=30日、ソウル(聯合ニュース)
死去した金槿泰氏の写真=30日、ソウル(聯合ニュース)
【ソウル聯合ニュース】韓国民主化運動のリーダーとして知られる最大野党勢力・民主統合党の金槿泰(キム・グンテ)常任顧問が30日午前、静脈血栓症のため死去した。64歳だった。
 金常任顧問は数年前からパーキンソン病を患い、先月29日には脳静脈血栓症でソウル大学病院に入院中だったが、合併症を引き起こし病状が悪化した。
 若いころ民主化運動に身を投じ、指名手配や投獄を繰り返し経験した。民主政府成立後は第15~17代国会議員、保健福祉部長官となり、一時は大統領候補にも名前が挙がった。第18代総選挙で落選した後も民主勢力の統合を主導し、来年の総選挙での再起を模索していた。

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