【ワシントン聯合ニュース】米政府は金正日(キム・ジョンイル)総書記の死去で中断された食糧支援や米朝高官協議の再開をめぐる協議と関連し、北朝鮮の反応を待っていると明らかにした。
 米国務省のトナー副報道官は28日(日本時間29日)の定例会見で、米朝高官協議再開の見通しを尋ねた聯合ニュースの質問に「(北朝鮮の)追悼期間がいつ終わるか分からない。われわれは北朝鮮側からのシグナルを待っている」と答えた。米朝間の接触と関連しては「私が知っている限りない」と補足した。
 北朝鮮の核問題をめぐる6カ国協議の韓国首席代表を務める林聖男(イム・ソンナム)朝鮮半島平和交渉本部長の訪米については、「デービース北朝鮮担当特別代表と北朝鮮状況に対し協議する予定。キング北朝鮮人権担当特使から北朝鮮の食糧問題に関する説明を聞く機会もあるだろう」と話した。
 一方、CNN、FOXニュース、ワシントン・ポストなど米メディアはこの日、金総書記の葬儀・告別式を主要ニュースとして報じ、大きな関心を示した。

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