【金海聯合ニュース】国際水路機関(IHO)の「日本海」表記を「東海・日本海」併記とすることを目指して大学生が結成した「東海守門将」が、米国やドイツ、英国、モナコなど9カ国・地域を4か月かけて回り、広報活動を展開する。
 慶尚南道の仁済大学生5人が結成した「東海守門将」は28日、「現在の日本海単独表記は誤り」と声を上げた。
 学生らは、1977年の第3回国連地名標準化会議決議案の「複数の主権国の影響下にあり一つの名称として通用しない場合、新しい名称が合意するまで複数名称で表記する」との規定に従い、「東海・日本海」と併記すべきと強調した。
 IHOは、韓国が日本の植民地支配下にあった1921年に日本を議長国として設立された。
 1929年に発行された世界の海域の境界と名称を表記した「大洋と海の境界」で、それまで海図で使われていた「Sea of Korea」、「Eastern Sea」の表記が「Sea of Japan」と表記され、1953年の3版までこの表記が継続して使われている。
 IHOは来年4月27日に本部があるモナコで60年ぶりに総会を開き、4版改訂に向け投票を行う。

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