ロシアのメドベージェフ大統領(右)と会談した際の金総書記=(聯合ニュース)
ロシアのメドベージェフ大統領(右)と会談した際の金総書記=(聯合ニュース)
【ソウル聯合ニュース】28日に北朝鮮・平壌で行われた金正日(キム・ジョンイル)総書記の告別式で、金総書記はトレードマークのジャンパー姿で弔われた。告別式を実況中継した朝鮮中央テレビのアナウンサーは、「将軍様(金総書記)がジャンパー姿で、この世を去されることは気の毒でならない」と伝えた。
 北朝鮮で野戦服と呼ばれるジャンパー。金総書記は生前、海外の要人らと会う時も好んで身につけた。2000年と2007年に行われた南北首脳会談や中国との首脳会談の際もジャンパー姿で登場した。
 朝鮮労働党機関紙の労働新聞は同日、金総書記が現地指導や海外使節団との会談の際にジャンパーを着用していたことに触れ、「ネクタイ姿でなく、目立たないジャンパーを着ておられた」と紹介している。
 北朝鮮は現地指導中に過労で「殉職」したこととともに、ジャンパーを強調することで、「人民のための指導者」というイメージを演出しようとしているようだ。
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