【ソウル聯合ニュース】韓国自動車産業研究所(KARI)が30日までにまとめた資料によると、韓国人自動車ユーザーの平均車両保有期間が2000年の59か月から昨年は88か月に伸びたことが分かった。車両の平均登録期間も2000年の5.4年から昨年は7.2年に伸びた。
 これは韓国だけに限ったことではなく、昨年1~3月期に米国で新車を購入した消費者の買い替えまでの期間は58.6か月だったが、今年4~6月期は63.9か月となった。また欧州で5年以上、同じ車を乗り続けた人の割合は2008年の62.5%から昨年は70.5%に増加。消費が旺盛な中国でも2008年の57.8%が昨年は63.5%になった。
 同研究所は「この10年で車両の保有期間は少しずつ伸びている」と指摘。その要因として、完成車メーカー間の競争激化で車の性能が上がり、同じ車を長く使用できるようになったことを挙げた。ここ数年は、世界金融危機や欧州の財政危機などで先進国を中心に消費が萎縮したことも要因だとした。

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