【ソウル聯合ニュース】李明博(イ・ミョンバク)大統領は29日、青瓦台(大統領府)で開いた閣僚会議で韓米自由貿易協定(FTA)履行のための14の関連法案に署名した。これで批准についての手続きをすべて終えたことになる。今後、来年1月1日の発効に向けた交渉を米国側と行う。
 22日の国会本会議で、与党・ハンナラ党を中心に同FTA批准同意案と14の履行法案を強行採決で可決した。
 批准手続きを終えた韓国政府は、来月から米国政府との交渉に入る。交渉は両国が実際にFTAを批准するに当たり、障害になる法令や規制が相手国にないかを検討する作業だ。
 両国は1月1日の発効を目指すが、交渉のスピードによって発効の時期が遅れる可能性もある。
 この日の署名式には、企画財政部の朴宰完(パク・ジェワン)長官、外交通商部の金星煥(キム・ソンファン)長官、外交通商部の金宗フン(キム・ジョンフン)通商交渉本部長や青瓦台の高官らも同席した。

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