1991年に千葉で開催された世界卓球選手権で、ペアを組んだ韓国のヒョン・ジョンファ(右)と北朝鮮のイ・ブンヒ(資料写真)=(聯合ニュース)
1991年に千葉で開催された世界卓球選手権で、ペアを組んだ韓国のヒョン・ジョンファ(右)と北朝鮮のイ・ブンヒ(資料写真)=(聯合ニュース)
【ソウル聯合ニュース】国際卓球連盟(ITTF)は19日に開かれた理事会で、21~22日にカタール・ドーハで開催される親善大会「ピース・アンド・スポーツカップ」のダブルスに、韓国と北朝鮮が統一チームとして出場することを決めた。南北が卓球の統一チームを組むのは1991年に日本・千葉で開催された世界卓球選手権以来、20年ぶりとなる。
 大会はITTFと非政府組織「平和とスポーツ」の共催で行われ、韓国や北朝鮮など計10カ国が参加する。
 男子ダブルスは韓国の柳承敏(ユ・スンミン)と北朝鮮のキム・ヒョクボン、女子ダブルスは韓国の金ギョン娥(キム・ギョンア)と北朝鮮のキム・ヘソンがチームを組むことになる。
 ITTFのアダム・シャララ会長は「スポーツを通じ紛争国間の平和ムードを引き出す趣旨で実現した今大会が、過去の『ピンポン外交』を一段階引き上げたものになればと思う」と話した。

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