【ソウル聯合ニュース】韓国銀行は2日、10月末現在の韓国の外貨準備高は3109億8000万ドル(約24兆3715億円)で、前月末より76億ドル増加したと明らかにした。増加額は4月(85億8000万ドル)以来の高水準となった。
 外貨準備高は8月末(3121億9000万ドル)に過去最高を更新後、9月末(3033億8000万ドル)に減少したが、再び増加に転じた。
 韓国銀行は、ユーロ建て資産とポンド建て資産のドル換算額が大幅に増加したほか、運用収益が増えたことが外貨準備高の増加につながったと説明した。
 外貨準備高の内訳は、有価証券が2801億2000万ドル、預金が236億9000万ドル、特別引出権(SDR)が35億8000万ドル、国際通貨基金(IMF)リザーブポジションが22億7000万ドル、金が13億2000万ドル。
 韓国の外貨準備高は9月末基準で、中国、日本、ロシア、台湾、スイス、ブラジル、インドに続く世界8位となっている。

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