【ソウル聯合ニュース】韓国の柳佑益(リュ・ウイク)統一部長官は11月2~7日、就任後初めて米国を訪問する。柳長官は米政府や議会関係者らと会談し、南北関係の現況や朝鮮半島情勢、北朝鮮政策の方針などを説明する。
 柳長官は米国務省のバーンズ副長官やロスレティネン下院外交委員長、リーバーマン上院国土安全保障・政府活動委員会委員長、外交問題評議会(CFR)所属の朝鮮半島専門家らと意見を交換する予定だ。朝鮮戦争参戦者の記念公園も訪問する。5日は潘基文(パン・ギムン)国連事務総長と会談し、北朝鮮への人道的支援などについて議論する。
 柳長官は9月19日に就任して以来、北朝鮮政策に対し、原則を維持しながら方法論的に柔軟性を発揮するとの考えを強調してきた。米国は柳長官の構想に関心を示しているという。
 2度にわたる米朝高官協議を通じ、米朝が6カ国協議の再開をめぐる駆け引きを繰り広げるなか、柳長官の訪米で北朝鮮政策に関する韓米の政策協力と調整が行われるとみられる。
 統一部長官の訪米は2005年12月、当時の鄭東泳(チョン・ドンヨン)長官(現民主党最高委員)の訪米以来となる。

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