【ソウル聯合ニュース】李明博(イ・ミョンバク)大統領は31日の定例のラジオ・インターネット演説で、ソウル市長選を含む再・補欠選(26日投開票)の結果について、「変化を求める若者の強い要求をあらためて確認できた」と述べた。ソウル市長選では野党統一候補の朴元淳(パク・ウォンスン)氏が与党候補の羅卿ウォン(ナ・ギョンウォン)氏を抑え、当選した。
 李大統領は「若者に安定と希望を与える社会づくりについて考えなければならない」と強調。多くの若者が現在だけではなく、将来についても大きな不安を感じていると指摘し、「国政を担っている者として、解決策を打ち出さなければならないことを痛感している」と話した。
 その上で、政府は高卒者の就職対策に力を入れていると説明。学歴より能力重視の社会づくりを実現したいとの考えを示した。

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