【大邱聯合ニュース】韓国の国際美人コンテストで発生したセクハラ問題で、110番通報を受け出場した警察が大会関係者から金を受け取ったと報じた英メディアに対し、警察が訂正報道を要請した。
 大邱地方警察庁は28日、これらの内容を報じた英国のBBCやデイリーメールなどに対し、反論と訂正報道を求めたと明らかにした。 
 警察によると、今月初めに大邱で開催された美人コンテスト「ミスアジア・パシフィック・ワールド」に出場した19歳の英国人女性らは当時、大会関係者から「セクハラを受けた」とし、110番通報した。コンテストに出場していた別の女性らは、出動した警察が事情を調べる過程で金を受け取ったと主張した。
 警察は、事件が発生したホテルロビーの防犯カメラ(CCTV)や、現場調査で金品を受け取った事実がないと判断し、訂正報道を求めることになったと説明した。当時出動した警察官は「大会関係者が財布から取り出す名刺を受け取ったが、現金は受け取っていない」とし、うそ発見器による調査でも問題はなかったという。
 特に、外国メディアを通じ、誤った事実が全世界に報道され、韓国警察のイメージが失墜したため、反論・訂正報道が必ず行われるようにすると説明した
 一方、セクハラ問題を提起した英国人女性は韓国警察との電話で「出動した警察の前で財布が出されるのは見たが、金が手渡されたとは言っていない」と話したという。

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