金長官は、在韓米軍は現在の戦力水準を維持し、北朝鮮との最前線にあたる西北島嶼(とうしょ)を含む朝鮮半島での韓米合同軍事演習をさらに強化することで合意したと述べた。
北朝鮮の局地挑発については、韓米が合同で作戦計画を策定し、朝鮮半島の全面戦争だけでなく局地的な挑発についても適時、効率的に共同で対応していく体制を整えると説明した。
また北朝鮮の奇襲挑発の可能性については、来年、北朝鮮が強盛大国入りを公言しており、3代世襲が進む過程で新たな挑発の可能性があるとの考えを示した。
一方、パネッタ長官は、米国が韓国の安全保障のため全面的に軍事能力を提供すると述べ、「北朝鮮の脅威に備え、合同軍事演習や合同作戦を強化する」と表明した。
韓国の国防改革については、より強力な同盟を維持するために米国との緊密な協力が必要だとの考えを示した。
また、在韓米軍は現在の水準を維持したまま朝鮮半島に駐留し、ほかのアジア地域でも活動を継続していくと強調した。
米軍は朝鮮半島の有事の際、在日米軍やハワイの米太平洋軍司令部などを投入することも検討している。
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